ReFaファインバブルの実力検証!油性マジックは本当に落ちるのか試してみた

ReFaブランドのファインバブルシャワーヘッドを入手しました。ネットでも「肌や髪にやさしい」「微細な泡で汚れを落とす」などの声をよく見かけるので、試してみました。
本当にどこまで汚れを落とせるの?か、研究者目線で実験

油性マジックで皮膚に落書きをして、ファインバブルだけでどこまで油性マジックが落ちるのかを検証しました。
顔と腕に油性マジックで落書きをして試した実験の結果、皮脂の分泌が多い顔ではファインバブルで皮脂と汚れを落とす効果はありました。しかし、腕のような皮脂量の少ない身体の部分では汚れを落とすことはできません。そのため、ファインバブルは皮脂が多く分泌する夏、そして顔、頭皮に使うことをおすすめします。

「ファインバブル」とは、非常に小さな泡(マイクロバブルやウルトラファインバブル)のことです。普通のシャワーだと水の粒は比較的大きく、皮脂汚れや毛穴の奥の汚れに直接アプローチが難しい。一方、ファインバブルは泡がとても細かいため、肌や髪の毛、頭皮のすき間まで入り込みやすいようで、下記のようなメリットがよく挙げられています。

  • 毛穴やキューティクルの間に入り込んで汚れを落としやすい
  • 肌への刺激が少ないので、乾燥しにくく優しい洗い心地
  • シャワー後の肌がつっぱりにくい&髪がサラサラになりやすい

ReFaといえば、美顔ローラーや美容家電など、見た目もスタイリッシュなアイテムを多数展開している日本のブランドです。美容好きの方なら一度は耳にしたことがあるはず。
なかでもシャワーヘッドは、最新の“ファインバブル技術”を取り入れているのが特長。デザイン性だけでなく、微細な泡による“やさしい洗浄力”が魅力なんです。自宅のお風呂がちょっとだけ高級スパのような雰囲気になることで人気急上昇中ですね。


腕に油性マジックで落書き|実験レポート part1

最初に試したのは、腕に油性マジックで落書きするという、子どもがやりそうな実験。ネットやYouTubeで油性マジックを使ったプロモーションが行われており、本当に油性マジックが落ちるのかを検証しました。

「ファインバブルなら、皮脂汚れを落とす力があるし、油性マジックも落ちるんじゃね…?」と淡い期待を抱きつつ、いざシャワータイムへ。

数分ほど普通にファインバブルシャワーを浴びて、その後浴びながらごしごし手で擦ってみたところ↓

多少色が薄まりましたが、しっかりと文字の痕が残っていて、完全には消えてくれませんでした。やはり油性マジックというだけあって、そう簡単には落ちてくれないと実感。その一方でなんで落ちないの?と疑問が生じました。

なので、仮説を立てることに

  1.  油性マジックの種類(メーカー)で落ちやすさが違う
  2.  身体の場所によって落ちやすさが違う

油性マジックの種類による検証|実験レポート part2

仮設の検証①「油性マジックのメーカーによって、落ち方は変わるの?」

そこで、ゼブラのマッキーとサクラクレパスのマイネームを用意して同じように試してみました。

腕に書いた文字はしっかり残りました。正直、ペンの成分の違いでもっと顕著に差が出るかと思いましたが変化なしでした。

仮設の検証②「身体の場所によって、落ち方は変わるの?」

次はちょっと勇気がいりましたが、思い切って顔に油性マジックで書いてみる ことに。どこに書こうか迷いましたが、頬のあたりにちょびっと試しました。そして、同じようにファインバブルを浴びながら手で擦るとこれが意外や意外、数秒のシャワーで落ちました

おそらく “肌の油分量” が関係していると思いましたので、追加で実験検証③をすることにしました。それは、腕にサラダ油を薄く塗ってから油性マジックで文字を書いて落としてみることです。もし皮脂が油性マジックの落ちやすさに関係しているのであれば落ちるはずですから。

注意!
何はともあれ、無事に落ちてホッとしました。肌荒れとかも起こらなかったので一安心です。顔に油性マジックを使うのは、肌トラブルのリスクがあるので基本的にはおすすめしません。今回の実験はあくまで自己責任でやってみただけなので、気になる方は絶対に真似しないでくださいね!

仮設の検証③「皮脂の有無(皮脂分泌量)によって、落ち方は変わるの?」

ここで終わらないのが私の好奇心。最後にもう一つ実験したのが、腕にサラダ油を塗ってから油性マジックで文字を書いて落ちるかどうか。

「これだと油脂と一緒に油性マジックが落ちるんじゃね?」と予想しながらファインバブルシャワーを浴びてそして手で擦ってみました。

見事に完全に落ちた!んです。仮説通りなら油脂が重要な役割を果たしてファインバブルですんなり洗い流せたみたいですね。
新たな知見を発見して、「おぉ、こんな結果になるのか…」とちょっと感動しました。


年齢による変化

皮脂の分泌量は年齢とともに変化します。思春期から皮脂分泌が増加し始め、10代後半~20代前半にかけてピークに達します。女性では10~20代に皮脂分泌が最大となる一方、男性ではそのピークがやや遅く30~40代に及ぶとする報告があります。その後は加齢とともに徐々に減少し、中年以降では皮脂の量は全般に減っていきます。特に女性の場合、更年期以降に皮脂量が大きく減少し、70歳以降は顕著な変化がなくなります。一方で男性は中年以降も若年時とあまり変わらない皮脂量を維持する傾向があります。このように加齢に伴い、女性は男性よりも早く皮脂量が減少することが知られています。

性別による違い

性別は皮脂分泌量に大きく影響します。一般に男性の方が女性よりも皮脂腺が大きく発達しており、その結果として皮脂の分泌量も多くなります。思春期以降は男性ホルモン(テストステロン)の作用で皮脂腺が刺激されるため、男性では皮脂分泌が高いレベルで保たれやすく、肌が脂っぽくなりがちです。女性の場合、ホルモン分泌の周期によって皮脂分泌が変動することも特徴です。月経周期では排卵後の黄体期に黄体ホルモン(プロゲステロン)が皮脂腺を刺激するため、一時的に皮脂分泌が増加し、生理前にニキビが悪化する一因となります。総じて、男性の皮脂分泌量は女性より高めであり、これは性ホルモンの違いに起因します。

季節による変化

季節や気候も皮脂分泌量を変化させる要因です。一般に気温や湿度が高い夏季には皮脂の分泌量が増加し、冬季には減少する傾向があります。実際、顔の皮脂量は夏に最も多く、冬に最も少ないという報告があります。韓国で1年間にわたり同一人物の顔の皮脂を測定した研究では、夏にTゾーンの皮脂量が最も高く、冬に最も低い値を示しました(例:夏のTゾーン平均約156 µg/cm²、冬は約110 µg/cm²)。このように夏と冬で皮脂量には明確な差が認められ、夏場は皮脂分泌が旺盛になる傾向があります。

部位による違い

皮脂の分泌量は体の部位によって大きく異なります。皮脂腺は身体のほぼ全域(手のひら・足裏以外)に存在しますが、部位によって密度が異なります。特に皮脂腺が発達した顔面、頭皮、胸部や背中の中央部などはいわゆる「脂漏部位」と呼ばれ、皮脂腺の密度が極めて高くなっています。例えば、顔や頭、胸・背中の中心部には皮脂腺が1cm²あたり約800個もあるのに対し、腕や脚などの末梢部では約50個/cm²と非常に少なくなっています。頭皮は全身で最も皮脂分泌が多い部位であり、次いで額や鼻などの顔のTゾーン、さらには胸部・背中の中央も皮脂量が多くなります。逆に四肢(腕・脚)は皮脂腺が少ないため皮脂分泌量も少なく、乾燥しやすい部位です。実際、顔(特に額・鼻)や頭皮は皮脂が多いためテカりやすく、胸や背中もニキビができやすい部位である一方、腕や脚は皮脂が少ないためカサつきやすいといった違いが見られます。このように、部位によって皮脂量は大きく異なり、頭皮や顔>胸背部>四肢の順に皮脂分泌が多いと考えてよいでしょう。なお、手のひらや足の裏には皮脂腺自体が存在しないため、これらの部位の皮脂は外部から付着したものに過ぎません。


  • 腕に直接書いたマジック → ×落ちにくい
  • 油性マジックの種類 → ×落ち方に大きな差はない
  • 顔に書いたマジック → 〇意外とサクッと落ちる
  • サラダ油を塗ってから書いたマジック → 〇完全に落ちる

これらの実験を通してわかったのは、ReFaファインバブルのシャワーヘッドは確かに汚れをやさしく落とす力がある、ということ。しかし「落書きした油性マジックがすべて落ちる!」というほどの効果はないというのが結論です。
さらに、皮脂の多い部分(顔・頭皮)の油性分の汚れは落ちやすいが、皮脂の少ない部分(腕や足)の汚れは落ちにくいと、わかりました。


「シャワーヘッドを替えようかな?」と検討中の方には、特に以下のような方には向いていると思います。

  • 肌や頭皮が弱く、刺激を少なくしたい方
  • 髪のパサつきや頭皮のニオイが気になる方
  • デザインも機能も両方こだわりたい方

実際、ReFaのシャワーヘッドはスタイリッシュでお風呂場の雰囲気もグッと上がりますし、家族で使っても満足度が高いと思います。価格は普通のシャワーヘッドよりはちょっと高めですが、長い目で見れば“自己投資”の一環としてアリなんじゃないかなと。


今回は油性マジックを使ったちょっと変わった実験を通して、ReFaファインバブルシャワーヘッドの実力をチェックしてみました。油性マジックの種類を変えても落ち方に大差がないのは少し意外でしたが、ファインバブルのやさしい洗浄力はしっかり体感できました。
皆さんも興味があれば、ぜひチェックしてみてください。くれぐれも実験は自己責任で!それではまた次回、お風呂時間を楽しくするネタを見つけたらシェアしたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。


この記事はあくまで個人の体験レポートです。製品の効果や感じ方は人によって異なる可能性がありますので、導入を検討する際は公式情報などもあわせてご確認ください。